前回のレビュー記事では、ThinkPad P1のスペックを抜きに書いてしまい、せっかくのP1の良いところが全然見えてこない記事になってしまいました。ちょっとかわいそうなので、今回はスペックを中心に記事にしようと思った次第です。
スペックを評価するには他のPCと相対的に評価するのが手っ取り早いので、その辺にあるPCをCinebenchで測定し、結果の比較をしたいと思います。
Cinebench R15の結果
機種 | スペック | OpenGL | CPU |
---|---|---|---|
ThinkPad P1 | Intel Core i7-8850H CPU 6 Cores, 12 Threads @ 2.6 GHz Quadro P2000 with Max-Q Design/PCIe/SSE2 |
142.49 fps | 1186 cb |
ThinkPad T580 | Intel Core i7-8550U CPU 4 Cores, 8 Threads @ 2.00 GHz GeForce MX150/PCIe/SSE2 |
76.00 fps | 629 cb |
ThinkPad X1 Yoga(2016) | Intel Core i7-6500U CPU 2 Cores, 4 Threads @ 2.60 GHz Intel(R) HD Graphics 520 |
36.27 fps | 245 cb |
Surface Pro LTE Advanced | Intel Core i5-7300U CPU 2 Cores, 4 Threads @ 2.72 GHz Intel(R) HD Graphics 620 |
46.09 fps | 360 cb |
MacBook | Intel Core i7-7Y75 2 Cores, 4 Threads @ 1.4 GHz Intel(R) HD Graphics 615 |
27.18 fps | 253 cb |
LITTLEGEAR (2016年購入のゲーミングPC) |
Intel Core i7-6700K CPU 4 Cores, 8 Threads @ 4.01 GHz GeForce GTX 980 Ti/PCIe/SSE2 |
102.56 fps | 870 cb |
なんと!P1は二年前のデスクトップのゲーミングPCよりスコアが上ですよ!弊社の性能トップの座が交代しました!一気に愛着が湧きました。
調子に乗って、『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク』も対象を絞ってやってみます。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの結果
条件は初期状態のまま(1280×720 ウィンドウモード)で実行。
機種 | スコア |
---|---|
ThinkPad P1 | 13121(非常に快適) |
ThinkPad T580 | 8975(非常に快適) |
LITTLEGEAR (2016年購入のゲーミングPC) |
17552(非常に快適) |
流石にゲームソフト(DirectX)のベンチマークでは2年前のゲーミングPCに勝てないようです。まあ、私はゲームをしないので特に気になることではないです。ただ、非常に快適と言っているので、ゲームもある程度問題なく出来る様子です。
P1の兄弟モデルと呼ばれているX1 ExtremeにはGPUにNVIDIA GeForce GTX 1050Tiを搭載しているので、きっと2年前のゲーミングPCのスコアを超える事でしょう。