Foveonセンサーを懐かしんで復活を夢見る


とある用途で写真が必要だったので昔撮った写真を見ていたのですが、その時に思ったことがあったので記事にします。

普通のカメラに搭載されているセンサーはベイヤー配列といって、格子状のモノクロセンサーにカラーフィルターを配置してカラー写真を生成しています。

私が昔使用していたSIGMAのDP2というカメラはFoveonセンサーというセンサーが使用されています。
これはRGBそれぞれの色に該当するセンサーが垂直に配置されています。

ベイヤー配列のセンサーの画像は演算によって生成しているのに対し、Foveonセンサーの写真はレンズを通して入ってきた光をそのまま記録しています。
撮影した写真を見ると、Foveonセンサーの写真はとても魅力的です。
光をそのまま捉えたFoveonセンサーの写真と比べると、ベイヤー配列のセンサーで撮影した写真は二次加工品といった感じでしょうか。

スマホのカメラは見栄えの良いきれいな写真が撮れますが、演算の優秀さによるところが大きいです。
最近はそれに慣れてしまっていたのですが、Foveonセンサーの写真を久しぶりに見ると、写真としての魅力はFoveonが圧倒的だなぁと思いました。

昔はDP2をよく持ち歩いていて、次にベイヤーセンサーの一眼レフを購入したのですが、持ち歩く手間に対して出力される画像がそこまで魅力的に感じず、そのうちスマホのカメラが高性能化して一眼レフも使わなくなってしまいました。

噂によるとSIGMAはFoveonセンサーの開発を諦めていないようなので、もし発売されたら買いたいな、と思った次第です。
発売されるとしたら最高の画質を狙った高級機種として発売されそうな気がしますが、私としては解像度控えめでRICOH GRのような気軽に持ち歩けるサイズのカメラとして登場したら嬉しいです。

作例

掲載している作例は圧縮がかかっており、劣化しているものになります。

ごちゃごちゃした人工物や光沢物との相性は抜群。


雲を撮るだけでも立体感があります。
あいまいな輪郭もそのまま撮れている感じがします。

空気や光や影が撮影できている感じがします。





動物の毛も1本1本ごまかしなく解像しています。

暗い状況でもしっかり固定して撮れば素晴らしい映りです。

適当に撮ったスナップ写真も絵になります。

最近のカメラみたいに暗くても明るく鮮やかに撮れたりノイズが無かったりするんじゃなくて、暗さを暗さとして撮れたりノイズが乗ったり色が薄くなったりするのが逆に素直な絵に感じて個人的には好きです。
不思議な魅力がある画質で、ずっと見ていられます。

キリがないのでこの辺で。


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