前回の記事で、ThinkPad ミニ・ドック プラス シリーズ3について書きました。今回は、それをamazon.comで購入した件について記事にします。
ThinkPad ミニ・ドック プラス シリーズ3を購入するにあたり、まずは日本のamazon.co.jpをチェックします。
28,092円、高いです。
次に、アメリカのamazon.comをチェックしてみます。
143.89ドル、日本円にして約15,000円弱といったところ。安いです。しかも日本のamazon.co.jpの商品の上位品です。
今さらThinkPad ミニ・ドック プラス シリーズ3を購入するという事に気が引けていたところもあったのですが、amazon.comを使ってみるというもう一ネタが加われば、挑戦する価値もグッと上がるというものです。ちょっと調べた感じでは、日本からの注文にも対応しているようなので、ここは勇気を出してamazon.comを利用してみます。
amazon.comの利用はとっても簡単です。利用する様子を、画像でサラッとご紹介します。
アカウントを作成します。なお、日本のamazon.co.jpとは別管理となっているので、日本のアカウントを持っていてもアメリカのamazon.comでもアカウントを作成する必要があります。
必要な情報を入力し、”Create your Account account”をクリック。
カートに商品を入れたのち、”Proceed to checkout”をクリック。
支払に使用するクレジットカード情報を入力し、”Add your card”をクリック。
注文確認画面です。送料は12.45ドルのようです。”AmazonGlobal Priority Shipping”を選ぶと早く届くようなので、送料が28.08ドルかかりますが、興味があるので選択してみます。これで注文内容が確定したので”Place your order”をクリックします。
その後は次のような感じでした。
2016/10/10 24時頃(だったと思う) 注文
2016/10/11 7:47 “Shipping Confirmation”のメールが届く
2016/10/11 7:47 “Welcome to your first delivery!”のメールが届く
2016/10/13 10:00頃 商品が届く
早い!画面では金曜日に届くと表示されていましたが、実際は木曜日の午前に届きました。これは驚きです。国内の通販で購入するのと全然変わらない感覚です。
amazon.comの表示で185.73ドルの請求額で、JCBのクレジットカードからの請求額は19,745円でした。106.31円/ドルくらいです。許容範囲のレートのような気がします。
そもそも日本のamazon.co.jpで買えば28,092円だったので、1万円近く安く済んだ上に、amazon.comで冒険するという楽しみも体験でき、大満足です。
ちなみにアメリカのamazon(amazon.com)のアカウントはイギリス(amazon.co.uk)、ドイツ(amazon.de)、フランス(amazon.fr)、カナダ(amazon.ca)、イタリア(amazon.it)、スペイン(amazon.es)で共有らしいです。これで、世界中でショッピングが可能です。
外国の電気製品を買う際の困りごととして、コンセントの違いがあります。コンセントの形状、電圧、周波数は各国で様々なため、外国の製品は日本では使用できないことがあります。しかし、アメリカのコンセントの形状は日本のものと同様のため、付属してくるコンセントがそのままささります。また、アメリカは120ボルト60Hzで日本は100ボルト50Hz or 60Hzと電圧と周波数に違いがありますが、最近の電気製品は幅広い電圧・周波数に対応しているため、そのまま使用できるものが数多くあります。例えば今回購入したThinkPad ミニ・ドック プラス シリーズ3に付属してきたACアダプタも100~240ボルト、50~60Hzに対応しています。
…とまあ、良いこと尽くめのような書き方をしましたが、海外の製品の購入にはいろいろと注意が必要です。例えば電気製品についても日本で使用できるかどうか、製品仕様をしっかり調べてから購入しなくてはいけません。また、物理的に使用できても法律的に使用して良いかは別問題です。例えば電波を発する電気製品は、技適マークが無い(技術基準適合証明、技術基準適合認定を受けていない)場合は国内での使用は禁止されています。
さらに、使える/使えないだけの問題以外にも、初期不良があった場合、注文したものと違うものが届いた場合、いつまでたっても商品が届かない場合、偽物だった場合、詐欺に遭った場合、誤請求があった場合など、様々なトラブルがあり得ます。日本の業者が相手の場合は日本語で対応してもらえますが、アメリカのamazon.comではそうはいかないでしょう。警察沙汰、裁判沙汰になるような大きなトラブルに遭遇しても、泣き寝入りせざるを得ないかも知れません。
もし、この記事を読んで海外の通販サービスを利用してみようと思った場合は、くれぐれも注意して自己責任でお願いします。