ThinkPad E14 Gen5のCore i7 13700H搭載モデルを買いました。
ThinkPad P1 Gen1からの乗り換えです。
もともと使っていたP1はモバイルワークステーションに分類され、スペックの高さが売りです。
しかし、発売から5年以上経過してスペックが最新の機種より見劣りし、ただ重くて大きくてバッテリーが持たないPCになってしまいました。
しかもUSBがON/OFFを繰り返す、バッテリーが膨らんできて5分くらいしか持たない、BIOS維持のためのボタン電池も切れて持ち運んで起動するたびにBIOSエラーになりけたたましいBEEP音が鳴る、といういろんな意味でそろそろ限界でした。
今回購入したE14はたぶんエントリーモデルのような位置づけで、ThinkPadの中では値段の安さが売りだと思います。
なぜE14にしたかというと、ThinkPadの持ち運びやすい機種の中でもっともハイスペックのCPUを搭載していたのがE14だったからです。
X1やT14やP14sよりE14が性能が高いという、ちょっと奇妙な状況ですが、ほかに欲しいPCもなかったので、まあE14でもいいかな、と。
出費もだいぶん抑えられるので、節約できた分を数年後に本当に欲しいPCが出たときの購入費に回せます。
それにちょっと怪しさも満載でいろいろネタになりそうな予感もして、人柱として買うのも面白いかな、といった次第です。
購入して手元に届いてから、初期セットアップを行い、Windows Updateを実施し、Windowsの回復ドライブとLenovoリカバリーUSBキーを作成し、ベンチマークソフトを入れ、SSD交換、メモリ増設して、交換増設前後も含めて条件を変えながら様々なベンチマークを行いました。
仕事や私用で必要なソフトウェアを導入し、最後にもう一度Windows Updateを行いました。
そのWindows Updateにおいて、画面が固まったようになり、数時間放置しても応答がなかったため、電源ボタンを長押しして強制的に電源を落としました。
そうしたところ、起動時にエラーとなり使用不能となりました。
Windowsの回復ドライブを使用しても復旧するとすべてのデータが消えてしまうような状況です。
UbuntuをUSBブートしデータを救出しようとしたのですが、意図せずBitLockerが有効になっていてUbuntuからではアクセスできませんでした。
大切なデータはNASに保存しているので初期設定をもう一度行うのが面倒なくらいかと思ったのですが、よくよく考えるとブログのネタのためにいろいろな条件でとったベンチマーク結果やスクリーンショットが保存されていることに気付き、ちょっとショックが大きかったです。
データを救えないとあきらめがついたら、事前に作成していたリカバリーUSBキーを使用して出荷時状態に戻しました。
まあ、交換したSSDにきれいな状態で出荷時環境が復元できたので良かったと思うことにしました。
PCを購入してベンチマーク結果等を記事にしようと思っていたのですが、第一弾がトラブル報告になり残念です。
Lenovo リカバリー USB キーについて
今まで存在を知らなかったのですが、Lenovo製品の場合はPCを出荷時状態に戻すためのブート可能なUSBメディアを作成できます。
詳しくは次のサイトを参照してください。
Lenovo デジタル・ダウンロード・リカバリー・サービス (DDRS) – 必要なファイルをダウンロードして、Lenovo リカバリー USB キーを作成する
URLが変わるかもしれないので、その際は「Lenovo USB Recovery Creator tool」で検索すると該当ページが出てくると思います。