ThinkPadの日米格差問題(カスタマイズ幅が狭い、SSDが高い)

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ThinkPadは購入時に好みの構成にカスタマイズできるのですが、内容がアメリカと日本で異なります。

例えば最近発売されたThinkPad Z13 Gen2の場合、次のような感じです。

日本の場合


アメリカの場合

カスタマイズの選択肢

日本 アメリカ
メモリ 16GB
32GB
16GB
32GB
64GB
ストレージ 512GB
1TB
2TB
256GB
512GB
1TB
2TB
ディスプレイ 13.3″WUXGA(1920×1200)
13.3″WQXGA+OLED(2880×1800)
13.3″WUXGA(1920×1200)(ノングレア、ノンタッチ)
13.3″WUXGA(1920×1200)
13.3″WQXGA+OLED(2880×1800)

アメリカの方がカスタマイズできる幅が広いです。
ストレージは購入後に変更できるので、少ない容量を選択できるアメリカの方が親切です。
ディスプレイも13インチならWUXGAで十分、タッチも不要でノングレアの方がいいという人もいると思うので、選択肢にあるのは妥当だと思います。
メモリはオンボードのため後から変更できないので、日本で64GBが選べないのは人によっては致命的です。

SSDの価格
512GBから増量する際の1GBあたりの値段を表にします。

日本 アメリカ
1TB(1024GB) 約112円 約0.38ドル
2TB(2048GB) 約104円 約0.28ドル

円安の影響を加味したとしても、日本の価格は高すぎる気がします。
日本の価格はアメリカの価格の約2倍ですし、市販の2TBのSSDの5~10倍の金額です。

ThinkPadの開発は日本の大和研究所がけん引している!みたいな記事を見たりしますが、それならもうちょっと日本市場を大切にしてほしいところです。

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