はじめに
私は趣味で献血を行っているのですが、70回目の時に記念品を頂きました。
次に記念品を貰えるのが100回目らしく、数字的に節目でもあるので、100回目は特別な場所で行おうと考えていました(ちょっと確認したい事もありました)。
特別な場所という事で考えたのが北海道か沖縄県だったのですが、北海道は旅行で訪れた事があるけど沖縄県は未踏の地だったのと、北海道には複数の献血ルームがあるけど沖縄県には一つしかないという事で、100回目の献血は沖縄県で行う事にしました。
もし行くなら旅行のついでに献血を行う感じが良いと考えていたのですが、遠方へ旅行へ行く際はある程度まとまった休みを取って色んな場所を巡らなければもったいない、という意識がありました。なかなか行けない場所でもあるし、往復の交通費と時間の元を取るには旅行の日程が長ければ長いほど良い、みたいな感覚です。
しかし仕事を長期に休めるタイミングでもなく、そのチャンスを待っていると定期的に行っている献血を長期間、休むことになってしまいます。
さて困った。
沖縄へ行くには飛行機か船を使用する必要があります。
飛行機は高額なのがネックです。沖縄だと割引を使わない通常価格だと片道4~5万円くらいかかる印象でした。とてもじゃないけど気軽に払える金額ではありません。
普通の航空会社の場合は早めに予約すると大幅な割引があります(噂によるとキャンセル料で儲けているとか)。
普通の航空会社以外にLCC(Low-cost carrier)と呼ばれる格安航空会社もあるのですが、大手の航空会社で早めに予約した割引くらいの金額だろうと思って料金を気にしたことがありませんでした。
ふと格安航空会社の大阪から沖縄の往復の運賃を調べてみたら、驚愕の安さでした。
所要時間も飛行機だと大阪-沖縄間で2時間ちょっとです。
つまり上に書いた「往復の交通費と時間の元を取る」必要が無さそうです。
という事で、献血をするために日帰りで沖縄へ行く事にしました。
飛行機の予約
まず飛行機の予約をWEBから行います。今回はPeach Aviationを利用します。実験の意味も込めて最安値のものを探して購入します。余計なオプションも付けません。
購入したチケットは次の通りです。
往路:6:30(関西国際空港)-8:50(那覇空港)
復路:20:25(那覇空港)-22:30(関西国際空港)
金額:13,300円!
片道ではなく往復の金額です。驚きの低価格です。時間については献血だけが目的なら暇を持て余す感じになってしまいそうですが、今回は安さを優先します。
個人的には大阪国際(伊丹)空港の方が近くて良いのですが、Peachは関西国際空港を拠点にしているので関空の離発着となります。
当日のレポート
5時前に自宅を出発。交通手段は車。
写真では分かりにくいですが、座席は狭いです。
8時35分頃に那覇空港に着陸。
時間に余裕があるので荷物をロッカーに預けて走って那覇市内を巡ります。
18km走りました。かなりアップダウンがある、地元の雰囲気を味わえるコースでした。
かかった費用
飛行機:13,300円
ゆいレール:600円
関空の駐車場:2,620円
銭湯:1,500円
沖縄そば:780円
飲料:750円(走ったので多め)
合計:19,550円(高速代、ガソリン代、お土産代は含まず)
おわりに
今までLCCを使うという意識が無かったのですが、思っていた以上に安くて驚きました。新幹線だと新大阪-名古屋間の往復料金くらい、所要時間は新大阪-東京と同じか早いくらいです。東京は大阪から余裕で日帰り圏内なので、沖縄も日帰り圏内という事になります。
ただ、飛行機は新幹線と違って日時によって価格の変動が大きいため、安さ重視で移動したい場合は計画を飛行機の日時に合わせる必要があり融通が利きません。
次の話はPeach AviationだけなのかLCCはどこもそうなのかは分かりませんが、価格体系がわかりにくかったです。WEBサイトに最安値が往復9,400円と書かれていたのですが、諸税・空港使用料等、座席指定、支払手数料が加算されて13,300円になりました。後で調べると座席指定は任意で、指定しない場合は往復で690円x2=1,380円安くなったようです。
あと、献血当日に飛行機に乗る場合は献血後3時間以上空けないといけないようなので、注意が必要です。この辺の判断は献血ルーム毎に違っている印象があるので、各ルームのルールに従いましょう。