ずっと気になっていた、Thunderbirdで改行した際の行間の謎が解けた話

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謎の空行の正体を追え!

私はPCでのメール送信にThunderbirdを使用しています。

いつの日からか、メール本文で改行を一つ入れると、謎の空行ができるようになりました。

この空行の正体を追ってみたいと思います。

追うと言ってもそんな難しい話ではなく、単にデフォルトで『段落<P>』が選択されているためであり、勝手にpタグが挿入されるせいだと思っていました。

試しにこの選択を『本文のテキスト』にしてみたところ、余分な空行は入りませんでした。

これで全容解明かと思いきや、事情はもう少しだけ、複雑でした。

試しに『段落<P>』を選択した状態で作成・送信したメールをテキストエディタで開いてみました。

私はてっきり、中身がHTMLメールになっていて文章がpタグで括られているものと思っていましたが、実態は改行コードが二つ入力されているテキストメールでした。

では、次のような装飾のある本文だと、どういうメールの内容になるのでしょうか。

今回はpタグやfontタグで装飾されたHTMLとして送信されていました。

しかも、HTMLメールが見れないクライアントを考慮して、HTMLメールとテキストメールがmultipartで送られています。
(それにしても今時fontタグですか。私の知らないメール用のhtml標準とかがあるのでしょうか。)

ThunderbirdのHTMLメールの仕様は、サラッと見た感じではこんな雰囲気でしょうか。

  • 段落以外の装飾が無かったらテキストメールとして送り、その場合の段落は改行コードで表現される
  • 段落以外の装飾があったらテキストメールじゃ無理なのでHTMLメールとして送る。けど、multipartでテキストメールの内容も付ける
  • HTMLメールは署名にclassが付いたり、メールアドレスがaタグで囲まれたりと、色々と自動で装飾されている

何気にメール送受信していましたが、内側はこうなっていたというのが分かって面白いです。

解決の巻

謎の空行が出来ないようにする方法を3つ紹介。

その1.『段落<P>』の選択を『本文のテキスト』にする

その2.Shift + Enterで改行する
Shift+Enterだと段落内の改行と扱われるようです。

装飾が無い場合 装飾が有る場合

その3.段落を作らない設定にする
ツール⇒『オプション』をクリック。

オプション画面で『編集』 ⇒『一般』 ⇒HTMLで囲まれている中にある『段落書式の使用中はEnterキーで新しい段落を作成する』のチェックを外して『OK』クリック。

こうすると、新規作成画面の初期選択が『段落<P>』ではなく『本文のテキスト』になります。

あえて『段落<P>』を選んだとしても、エンターでの改行が段落内の改行と扱われるようです。では、どうやったら次の段落になるかというと、どうやらエンター2回で空行を作った後に何か入力すると、あいだの空行が消えて、元々あった空行の前後が段落になるような感じのようです。文章だけでは伝わらないと思うので、動きが気になった人は実際にお試しください。

その4.HTMLメールをやめる
メールアカウントを右クリック ⇒ 『設定』をクリック

『編集とアドレス入力』をクリック ⇒ 『HTML形式でメッセージを編集する』のチェックを外して『OK』をクリック

これで編集画面に文字の装飾が出てこなくなり、テキストメールが送信される状態になります。

変更後 変更前

私はこれにしました。そもそも、HTMLメールを送っているつもりが無かったのに、いつの間にかHTMLメールの設定になっていました。PCを入れ替えた時に設定し忘れたんでしょうか。

multipartでHTMLメールとテキストメールの両方を送ってくれる配慮はありがたい反面、文章が意図した見た目で相手に届いているのかちょっと不安があります。

昔はHTMLメールはマナー違反でテキストメールにしよう、という話がありましたが、今の時代はどうなんでしょうね。メールマガジン等はHTMLメールの方が多数派のような気がします。

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