掛け時計の電池を単三電池から単二電池に変更した話

Pocket
LINEで送る

単三型リチウムイオン電池は電波時計にとって最適な電池か?」の記事で、掛け時計の電池の持ちについて、いろいろな種類の電池で比較しました。

その時の検証結果は次の通りでした。

使い始めた日 電池切れした日 日数
BLUEDOT
充電式リチウムイオン電池
2020/04/27 2020/07/18 82
eneloop 2020/07/19 2020/07/30 11
アルカリ乾電池 2020/08/25 2020/10/29 65
マンガン乾電池 2020/08/01 2020/08/21 20

何故か電池の持ちが異常に悪い。

電波時計のため消費電力が多く、そのせいで電池の持ちが悪くなっているという予想の元、ムーブメントを自動調整機能が無い普通のものに交換しました。

ムーブメントを交換してしばらく使っていたのですが、またもや異常に早く電池が切れてしまいました。

交換した日を覚えておけば良かったのですが、記録していませんでした。まさかこんなに早く切れるとは思わなかったので…

取り付け位置に時計を狂わせる電波でも出ているのでしょうか。謎です。

そもそも、もともと掛け時計の電池が単三電池1本であることに納得していませんでした。

そんなに高頻度に交換したくないんだから、単一とか単二にしたり、単三x2本とかの仕様にしてくれればいいのに。

ということで、もうこうなったら実力行使?しかありません。

まず、ダミーの単三電池をモデリングします。

それを3Dプリンタで出力します。

単二電池のBOXにケーブルと端子をはんだ付けします。

作ったものを次のように時計に組み込んで、完成です。

どうやら単二電池は単三電池と比べて容量が2.5倍くらいあるようなので、いい結果が得られるのではないでしょうか。

まず単二電池の持ちを測定した後、単三電池でも測定します。

結果が分かるのが何年後になることやら…

使い始めた日 電池切れした日 日数
単二アルカリ電池 2022/05/04
単三アルカリ電池

ダミーの単三電池のSTLファイルが必要な方は次のリンクからダウンロードできます。
STLファイルのダウンロード

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください