2025年10月5日に別海町パイロットマラソンを走ってきました。

いよいよマラソンシーズンになりました。
ただ、近年は10月でも暑く、走るのに適した気温になるのはもう少し後になりそうです。
気温が暑いのと最近は色々とバタバタしていたのもあり、9月は月間109kmしか走れませんでした。
こういった状況のため、今回のレースで記録を狙うのは無理だと思いました。
せっかくの遠征なので元々レース前日に観光する予定を立てていました。
そこで今回のレースの目的は、事前のレース対策をせずに自然体で走ってどれくらい走れるかの確認、
現状の走力はどれくらいかを確認、あと距離走が出来ていないので練習を兼ねて出場することにしました。
普段だったら前日に疲れることは避けるのですが、野付半島へ行きました。
マラソン前日の夕食、当日の朝食は普段だったら走ることを意識した食事をするのですが、旅館で出てきたものを普通に食べました。
北海道なので魚介類がたくさん出てきました。レース前には良くないと言われる生もの(刺身)も当然出ました。
夕食時に普段だったら飲まないグラスビールも一杯飲みました。
レース当日は風が強く気温も高め。
でもPBを狙うわけではないので気楽に走りました。
夏は距離が踏めない分、スピード練習は今までで一番多く行いました。
そのおかげか、スタートして5kmくらいまではけっこう楽に走れました。
しかし、足は余裕があるのに心肺が早々に辛くなってきました。距離走が出来ていない影響を感じます。
DNFして観光した方が有意義じゃないか?と頭をよぎりましたが、練習も兼ねているので思い直して走ります。
コースは酪農地帯を走るので、広大な牧場を縦断します。
ときどき立ち止まって写真を撮りました。
PBを狙っていないので気軽です。
安全に走って無事ゴール。
タイムは3時間48分。
PBより30分くらい遅いタイムです。
立ち止まらずに走ったら10分くらい早くゴールできたかと思いますが、PBには程遠い、そんな現在の立ち位置を確認できました。
対策せずに走った影響
走っていてときどき気持ち悪くなりました。
やはり前日、当日は食事も対策をするに越したことはないと思いました。
ただ、PBを狙うわけじゃないならそこまでシビアにならなくても大丈夫だとも思いました。
別海町パイロットマラソンの感想
広大な牧場が広がりとても景色が良いです。
ただ、それが変化のなさも感じるし、コースも往復なので単調で苦痛に感じる人もいるかもしれません。
往路は地味にずっと緩やかな登り勾配、逆に復路は緩やかな下り勾配です。うまく走れば記録は出やすい気がします。
北海道といえども気温が高く、その対策かエイドのいくつかが水を含ませたスポンジになっており、それ自体はありがたいのですが、スポンジのエイドには飲むための水が無く、給水が足りない印象がありました。
今までどうだったのか、これからどうなるかは分かりませんが、対策してもらえると良いなと思いました。
私は人混みが嫌いなので規模が小さい大会が好きです。
今回も定員が1,300人と少人数だったのでこじんまりしたものを想像していたのですが、不思議と雰囲気は賑やかで会場運営も大きな大会と同じようにしっかりしていました。
それなのに人が多すぎずトイレ等も大渋滞が起きておらず、とても良い大会だと思いました。
遠方から参加する場合は泊まる場所の確保が懸念事項になります。
他の地域のマラソンでもホテルの争奪戦がありますが、別海町あたりにはそもそも宿泊施設が限られています。
全国にあるようなメジャーなビジネスホテルも進出していませんし、そもそもビジネスホテルがほぼありません。
ホステル?や民宿とかはあるっぽいですが、その辺にハードルの高さを感じる人にとってはちょっと参加が難しいかもしれません。
参加費が7,500円と安いのに完走賞で別海町産鮭丸ごと1尾がもらえます。すごいコスパです。

今後の作戦
今シーズンは今後も練習時間が取れない気がするので、引き続き実戦を距離走と位置付けて少しずつ仕上げていく作戦で行こうかと思います。
12月に第一のピーク、来年3月くらいに第二のピークを作って少しでもPBが更新出来たらいいな、と考えています。







