本日、日本赤十字社を通じて次の通り義援金の支払いを行いました。
東日本大震災義援金:20,000円
東日本大震災から6年
時が経つのは早いもので、2011年3月11日の震災発生から6年が経過しました。
赤十字の義援金の募集が6年経った今も継続している事からも分かるように、復興が成し遂げられたと言える状況はまだまだ先のようです。
高台移転や大規模な防潮堤の建設が伴う街の再建は復興を遅らせる要因となり、復興の遅れが住民の高齢化や避難先での定住につながり、福島第一原子力発電所事故での避難においては早期帰還を求める住民と避難先での生活を継続したい住民との間に亀裂を生む状況を作り、遠方へ避難された方の中には差別に苦しむ日々を送られている方もいらっしゃる、といった事も報道されています。
インフラの問題、生活の問題、心の問題などが復興を複雑なものにしています。
また、テレビや新聞で扱われるような大きな事件に目を奪われがちですが、現地で生活する方にしか分からない変化が日々起こっているものと思います。たとえば昨年の4月に訪れた「復興 屋台村 気仙沼横丁」は、今年の3月末で閉村する予定だそうです。
そして今、復興屋台村を存続させるためのクラウドファンディングが行われているそうです。
復興屋台村 “気仙沼横丁” を存続させたい。「絆」をつなぐプロジェクト
こういった大きく報道されない小さな出来事でも、当事者の方々にとっては決して小さいものではないのだろうと思います。
私共のような者が軽率に発言できるような状況では無いことを痛感する日々です。ただ、明確に言えることがあるとすれば「我々の心は皆様と共にある」という事です。
私たちにできることがないかを考え、小さなことでもそれを継続して取り組んでいきたいと考えています。
そして、もし私たちでも力になれることがありましたら教えていただけると嬉しいです。
皆様の平穏な日々をスタッフ一同、心よりお祈りいたします。